ジッターとは?ネット回線の安定性を左右する“応答のムラ”を初心者向けに解説

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ジッターとは?ネット回線の安定性を左右する“応答のムラ”を初心者向けに解説
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こんにちは、ジライヤです。わたしのブログに来ていただき、ありがとうございます。

ネットは繋がっているのに、なんだか動きがカクカクする…

通話が途切れるのは回線のせい?


そんな悩みの背景にあるのが、ジッターというネット用語。
ジッターとは、通信の応答速度にムラが出る現象のこと。
特にオンラインゲームビデオ通話の場面で「ストレスの正体」になる存在です。

記事を読んでわかること

・ジッターの意味がわかる

・ジッターの起こる原因がわかる

・ジッター値の測定方法がわかる

・ジッターの改善策がわかる

この記事を読むことで、ネットが不安定な理由がわかり、あなたに合った回線の選び方や対策が見えてきます。

ジッターとは?ネットの“応答ムラ”を指す言葉

ジッターの定義と仕組み

ジッターとは、データ通信において送信間隔がバラつく現象を指します。
たとえば、1秒間に5つのデータを送るはずなのに、その間隔が「0.2秒 → 0.1秒 → 0.4秒」…と不規則になること。
この“ムラ”が蓄積すると、音が途切れる、映像が止まる、キャラがワープするなどの問題が起きます。

PING値との違いは?

ジッターと似た言葉に「PING値」がありますが、こちらは通信の遅延時間(タイムラグ)の指標です。
対してジッターは、「そのPINGがどれだけブレているか」を表す指標。
つまり、PINGが速くてもジッターが大きければ、体感の不安定さは残るというわけです。

PING値については「ネットが遅い…」はPing値が原因?初心者向け測定&改善ガイドで詳しく解説しているので、ぜひ見ていってください。

ジッターが悪化する原因

回線の混雑

夜間や休日など、利用者が多くなると回線が混雑し、通信が安定しにくくなります。
これは集合住宅やマンションタイプの光回線でよく起きる現象です。

Wi-Fi接続の不安定さ

Wi-Fiは壁や距離、家電の干渉で安定性が落ちやすく、有線接続に比べてジッターが大きくなりがちです。

ルーターやモデムの老朽化

古い通信機器は処理能力が追いつかず、データの出入りがムラになる原因になります。
性能の良いルーターに替えることで、ジッター改善が期待できます。

ジッターを測定する方法

ジッターは、インターネットの速度測定サイトで簡単にチェックできます。
たとえば以下のようなサービスがあります。

計測時に「ジッター」「PING」「ダウンロード」「アップロード」などの項目が表示されるので、ジッター値が10ms以下なら安定していると評価します。

ジッター値の確認が終わったら、次は通信速度(Mbps)もチェックしましょう。初心者必見!5分でわかるネット回線の通信速度と快適ラインの見極め方で詳しく解説しています。

ジッターが高い時の対処法

ルーターを再起動・最新のファームウェアに更新

一時的な不具合でジッターが増している場合、再起動で改善することもあります。
また、ファームウェア(内部ソフト)の更新も忘れずに。

有線接続を検討する

可能であれば、有線LANを使用することで安定した通信が可能になります。
特に在宅ワークやゲーム、動画配信には効果的です。

IPv6対応の光回線に乗り換える

混雑しやすいPPPoE接続ではなく、次世代規格のIPv6(IPoE)に対応した回線へ切り替えることで、ジッターが減少するケースも多いです。

IPv6対応回線ならPing・ジッターともに安定しやすく、特にゲーム利用者からは高評価です。IPv6は初心者向けにやさしく解説!IPv6のメリットとデメリットとは?動画やゲームも快適にで詳しく解説しています。ぜひ、見ていってください。

まとめ|ジッターは“見えないストレス”を生む

ジッターは、ネットの快適さを左右する重要な要素です。
「PINGが速いから大丈夫」と思っていても、ジッターが高ければ体感の不安定さは拭えません。
今回紹介した測定・対処方法をもとに、まずはご自身の回線状況を把握することから始めましょう。

さいごまでありがとうございました。

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