Wi-Fiルーターの選び方【速度・距離・安定性の基準】|家庭用ネット環境を快適に!

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Wi-Fiルーターの選び方【速度・距離・安定性の基準】|家庭用ネット環境を快適に!
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こんにちは、ジライヤです。私のブログに来ていただき、ありがとうございます。

「最近ネットが遅くて、子どもがゲーム中に怒ってる…」「スマホの動画も止まるし、何が悪いのかわからない」

そんなお悩み、よく聞きます。

実はこれ、Wi-Fiルーターを見直すだけで解決するケースが多いんです。

私自身も最初は「回線の問題かな?」と思っていましたが、ルーターの性能や設置場所を見直すことで、家庭のネット環境が劇的に改善しました。

この記事では、初心者でもわかるように、Wi-Fiルーターの選び方を「速度」「距離」「安定性」の3つの観点から解説していきます。

記事でわかること

・どんなルーターを選べば、ゲームや動画が快適になるのかがわかる

・自宅の広さや構造に合ったスペックがわかる

・今使用しているルーターの買い替え時がわかる

そんな疑問にお答えしながら、ネットの悩みを根本から減らすヒントをお届けします。

ネットが遅い原因は“ルーター”かもしれない

ネットが遅い、と感じたとき、多くの人は「回線が悪い」と思いがちです。しかし、実際にはルーターがボトルネックになっていることが少なくありません。

  • 購入から5年以上経過している
  • 家の隅や棚の奥に設置している
  • 2.4GHzしか対応していない古いモデルを使っている

上記の条件に当てはまると、いくら高速な光回線を使っていても、体感速度は大きく下がります。特に動画視聴やゲーム、リモートワークの安定性に直結するため、見直しは必須です。

Wi-Fiルーター選びの3つの基準

① 通信速度|Wi-Fi6・5GHzで高速通信

最近主流となっているWi-Fi6(IEEE 802.11ax)は、従来のWi-Fi5(802.11ac)と比較して、速度・接続数・遅延対策のすべてにおいて優れています。

以下はWi-Fi5とWi-Fi6の最大通信速度の比較です

規格最大通信速度(理論値)主な特徴
Wi-Fi5(802.11ac)最大6.9Gbps単一ユーザーに強い。5GHz専用
Wi-Fi6(802.11ax)最大9.6Gbps複数接続時でも速度低下しにくい。2.4GHzと5GHz両対応

Wi-Fi6対応ルーターは、特に家族で複数の端末を同時に使う環境において、本領を発揮します。オンラインゲームや4K動画視聴などの帯域を大きく使うコンテンツにも向いています。

※帯域とは、データを通すための道路の広さのようなものです。帯域が広いほど、一度に多くのデータをやり取りできます。

また、周波数帯の選び方も通信速度と安定性に直結します

周波数帯通信速度電波の届きやすさ特徴
2.4GHz〜300Mbps前後広範囲(障害物に強い)壁や床を通過しやすいが混雑しやすい
5GHz〜867Mbps〜数Gbps狭範囲(障害物に弱い)高速通信向け。電子レンジ等と干渉しにくい

5GHz帯と電子レンジの干渉について

2.4GHz帯は、多くの家電(電子レンジ、Bluetooth機器など)と同じ周波数を使用しています。そのため、電子レンジを使うと電波干渉が起きやすく、通信速度が低下することがあります。

一方で5GHz帯は、これらの家電とは異なる周波数のため、干渉が少なく通信が安定します。ただし、壁や床などの障害物には弱い性質があります。

② 通信距離|広い家ならメッシュ対応も検討

ルーターの性能は、速度だけではなく「届く範囲」も重要です。特に鉄筋コンクリートの建物や、2階建て以上の住宅では、距離と障害物による減衰が大きくなります。

そういった場合は、”メッシュWi-Fi”という仕組みを持つルーターを選ぶのがおすすめ。家全体を複数のルーターでカバーすることで、死角なく電波を届けられます。

また、ルーターの設置場所も通信距離に影響します。なるべく家の中央で、高さのある場所に設置するのが効果的です。

③ 安定性|ジッター・Ping値を安定させる仕組み

ゲームやZoom会議でカクつく原因となるのが、回線の”不安定さ”です。特に”ジッター”(通信の揺らぎ)や”Ping値”(応答速度)が不安定だと、遅延やタイムラグが生じます。

これを抑えるには、安定性に定評のあるチップセットを搭載したルーターや、QoS(通信優先制御)機能が備わったモデルを選ぶことが効果的です。

QoSは、オンラインゲームや動画配信など、優先順位を設定することで、重要な通信を安定させる技術です。特に、家族でネットを共有する家庭では、この機能の有無が快適性を大きく左右します。

ジッターやPing値については【保存版】ネット回線の測定方法まとめ Ping値・ジッター・パケットロスを無料ツールでチェック!で詳しく解説しています。ぜひ見て行ってください。

自宅環境別おすすめルーター3選【比較表つき】

製品名通信規格最大速度(理論値)メッシュ対応接続推奨環境同時接続台数価格帯特徴・選び方のポイント
TP-Link Archer AX1800Wi-Fi 6(802.11ax)5GHz:1201Mbps
2.4GHz:574Mbps
×(単体)1〜2LDK向け約20台約4,980円初心者向け。低価格・設定簡単・基本性能◎
TP-Link Deco X50 PoEWi-Fi 6(メッシュ)5GHz:2402
2.4GHz:574Mbps
◎(ユニット追加可)2階建て/3LDK以上約100台約15,000円〜家全体に電波を行き届かせたい人向け
Eero Max 7Wi-Fi 7(802.11be)数Gbpsクラス(詳細非公開)◎(拡張性大)高速+複数同時通信重視約250台以上約90,000円~最先端の通信性能・長期利用に有利

TP-Link Archer AX1800

コストを抑えつつ、ルーター初心者でも安心して使えるシンプル構成が◎。家族2〜3人の動画視聴・ゲーム程度なら問題なし

TP-Link Deco X50 PoE

家の構造や広さで電波死角が気になる場面に、手軽なメッシュ化で対応できるうえ、後から拡張しやすくコスパも良い

Eero Max 7

将来的な環境変化を見越して、最新の通信規格を導入し“先行投資”したい層に最適。速さと安定性で家庭全体を長期間サポートできます

今のネットが遅い場合の“見直しポイント”

ルーターを最新にしてもネットが遅い場合は、「回線そのもの」に原因があるかもしれません。

  • 契約回線が混雑する時間帯に極端に遅くなる
  • 集合住宅で回線が分岐されている
  • 上り速度(アップロード)が極端に遅い

こうした場合は、Wi-Fiルーターでは限界があります。光回線の見直しや、ホームルーターの導入など、別の視点からの改善が必要になることもあります。

まとめ ルーター1つで家族のネットストレスは変わる!

ルーター選びは地味なようで、実は家庭の快適さに大きく影響します。私自身、ルーターを買い替えただけで子どもがゲーム中に怒らなくなり、リモートワークも安定しました。

速度・距離・安定性、この3つの基準を意識して、自宅に合ったルーターを選ぶことが、第一歩になります。

そして、それでもなお「どうしても遅い…」という方は、回線そのものの見直しへ。

さいごまでありがとうございました。

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